2018年11月8日、横浜商工会議所 観光・サービス部会にて、訪日観光市場の最新動向と、鮨を通じたハイエンドインバウンド対応について講演を行いました。

イベントの背景

横浜は港町として多くの魅力を持ちながら、宿泊客誘致や観光消費の課題も指摘されています。商工会議所では観光都市としての価値向上を目的とし、インバウンドに関する実務的な視点を求めて今回の講演が企画されました。

講演内容

現場に基づくハイエンドインバウンドの実情

海外富裕層を中心とした訪日旅行者の嗜好や行動変化について、日頃の体験握りや接客業務から得られる実例を交えながらお話ししました。
鮨という「食」を入り口に、どのように日本文化を伝えられるか、また体験価値をどのように高めていくかについて、具体的なケースを共有しました。

横浜が持つ可能性

多くのクルーズ船が寄港し、東京とは異なる港町としての個性を持つ横浜は、海外旅行者にとって独自の魅力を打ち出せる地域であることを解説しました。
特に、ハイエンド層へのアプローチ、文化体験の設計、地域ならではの強みの活用について提案させていただきました。

旅行業と鮨職人、両方の視点から

元旅行会社勤務であり、現在は海外ゲスト向けの体験握りを週数回行っている立場から、
「現場で聞こえる声」「実際に数字として表れる動き」を、観光事業者の皆様に共有しました。

WHAT WE CAN DO

松乃鮨では、観光事業・企業研修・行政主催イベント等に向け、以下のような講演・企画協力が可能です。

  1. インバウンド市場に関する講演・研修
    海外富裕層や訪日観光客の動向、文化体験の設計に関する知見を共有します。
  2. 食文化を軸とした地域活性・観光企画への協力
    鮨文化・体験型コンテンツを通じ、地域の魅力発信に貢献します。
  3. 海外ゲスト受け入れに関する実務アドバイス
    宗教・食習慣・文化的背景への配慮や、現場で必要となるコミュニケーション方法を提供します。

松乃鮨では、鮨文化を基軸にしたインバウンド対応や観光分野での知見を、講演・研修を通じて広く共有しております。地域や企業の取り組みにお役立ていただけましたら幸いです。