この度、観光庁のアドバイザー派遣業務の一環で伊豆高原観光オフィスのプロジェクトに携わらせていただきました。
おもてなし地産地消型食の体験ツーリズム構築により、新たな宿泊客の獲得と顧客満足度の向上を図る分野において、コンサルティング及び実証イベントを実行。
現状を把握するめに下見を行い、漁船に乗船し漁の様子、わさびの栽培の様子などを見学、及びリサーチ。現地では当たり前の事柄でも、観光客目線、海外観光客にとっては驚きと発見の部分はたくさんあり、その部分の見える化、プレゼンテーションの方法、おもてなしのポイントなどをお伝えするとともに、実際にメニューを考案しご提案をさせていただきました。
まずはファーストステップとして行った今回のイベント
市場には出回らない「オジサン」「カゴカキダイ」などをはじめとする地魚の魅力を地元の方にご理解いただくとともに、どのようにその魅力を伝えるか。
どのようにお客様をお迎えするかなどをお伝えさせていただきました。
第一歩のため、地域の事業者、関係者の皆様へ「選択肢の一つとしてこのようなやり方がございます。また私自身このように行い、海外のお客様はご満足いただけました」などのケーススタディ的なご提案をさせていただきました。
地域を活性化することにより、宿泊、飲食、物販、多くの経済効果が生まれます。
元旅行会社として世界の観光地を周り、駐在した経験。鮨職人として常にお客様の最新のニーズを理解しながら、またインバウンド旅行者のニーズを把握していることから、食を通して各地域にあったご提案などを行っていきたいと思います。
コロナ禍の緊急事態宣言中という特殊な状況ふまえ、実証イベントはオンラインでの開催。
この経験を活かし、今後はリアルとオンラインの併用が可能になると感じました。
静岡県伊東市の伊豆高原エリアの観光事業者(宿泊施設、美術館、博物館、観光施設、体験施設)が中心の地域団体。
地域活性化事業として、伊豆高原の3つのブランド「ペットツーリズム」、「自然」、「アート」の柱を中心に、地域インフラ整備、教育旅行事業、ワーケーション推進、SDGs推進等観光を中心に地域の様々な事業に取り組んでいます。
定置網漁船に乗船:漁師さんから特徴と地元ならではの魚を教えていただく。他地域との差別化、観光客に訴えるメッセージを構築
伊東の名産:干物でコロッケを作成。現地の名産品を新たな発想で料理し、新しい名物、新規ターゲットにリーチさせる取り組みを行う。
コロナの状況からオンラインのイベントとさせていただき、特設カウンターにて配信。素材の映像も作成し、今後は日本のみならず世界へ配信できるイベントが可能となった。
伊豆伊東新聞のにも掲載いただきました。