オーストリア・スキーワールドカップ|五つ星ホテル主催レセプションでの鮨提供 2025.11.21 | 活動レポート 2025年スキーワールドカップ開幕戦(オーストリア・ゼルデン)において、五つ星ホテル「ベルグラント」主催のレセプションパーティーにて鮨を提供しました。野沢温泉「ハウスサンアントン」の片桐健策シェフとともに、日本とオーストリアの文化交流を深める場に携わりました。 右から:片桐健策氏(ハウスサンアントン)、SIGI氏(ベルグラント)、Tina Maze氏(2014ソチ五輪 金メダル)、Yoshi 40年にわたる日墺交流の結実 ホテル・ベルグラントの当主である SIGI 氏は、約40年前に長野県・野沢温泉を訪れ、現地でスキー技術の普及に携わった人物です。その際に滞在した宿が、片桐健策シェフが務める 「ハウスサンアントン」(野沢温泉)。以来、両者の交流は長く続いてきました。 さらに20年後、片桐シェフがオーストリアのホテル学校で研修する際、研修先として選んだのもベルグラントでした。 また SIGI 氏は、日本のスキー専門旅行会社フェロートラベルを長年受け入れており、四代目・手塚も約20年前、同社のスキーガイドとしてベルグラントに滞在した経験があります。 いくつもの縁が自然に重なり、今回のレセプションという形で “日墺文化交流” が再び交わる機会となりました。 約100名のゲストへの鮨提供と技術伝承 レセプションには、ヨーロッパ各国をはじめ世界各地から約100名のゲストが参加しました。立食形式で鮨を提供し、日本から持ち込んだ食材を用いた本格的な江戸前鮨を通じて、日本の食文化を体感していただきました。 会場では鮨の提供にとどまらず、ベルグラントのホテルスタッフに対して日本料理の技術を共有する時間も設けました。鮨という食を介して、技術と文化の双方を伝える機会となりました。 国際的なスポーツイベントの場において、鮨は単なる食事ではなく、日本文化への理解を深める入り口となります。日本産食材の価値を正しく伝え、ゲスト同士の交流を促すツールとしても大きな役割を果たしました。 WHAT WE CAN DO 国際スポーツイベントでの鮨ケータリング実績ワールドカップ級の大規模イベントにおいて、品質を保ちながら多数のゲストに対応します。 立食・ビュッフェ形式への柔軟な対応力100名規模のレセプションにおいて、効率と質を両立した鮨提供を実施します。 多文化・多国籍ゲストへの対応力文化背景の異なる来場者にも配慮し、国際環境で円滑なコミュニケーションとサービスを行います。 現地スタッフへの技術共有と教育ホテルや施設のスタッフに対し、鮨技術や日本料理の文化的背景を共有します。 鮨という文化を通じて、人と人、国と国を結ぶ時間をこれからも大切にしていきます。 関連実績 苗場スキーワールドカップ — 国内スポーツイベントでの鮨提供 バッキンガム宮殿レセプション — 英国王室関連イベントでの立食パーティー ドジャースタジアム鮨イベント — 米国メジャースポーツ施設での文化発信 このページをシェア 関連記事 2022年11月30日 インド日本大使館でふるまった野菜鮨 — 日本の野菜で伝える食文化 2020年3月4日 ショパール様 出張握り at 小田原文化財団 江之浦測候所 2020年2月22日 ダンヒル様 銀座本店イベントにて出張握り 2020年2月22日 SKI World Cup at NAEBA 2020 GS&SL レセプションパーティー 2019年12月3日 国立科学博物館「電子楽器100年展」|レセプションパーティーでの鮨提供