訪日観光メディア最大手の株式会社MATCHAによるオンラインセミナーに登壇し、ラグジュアリーインバウンドをテーマに講演を行いました。
富裕層市場へのアプローチ方法や、鮨体験を通じた文化発信のポイントについて、これまでの国際イベントでの経験を交えながら解説しました。

実施内容

1. 登壇テーマ

「富裕層に向けて日本文化をどう届けるか」
アフターコロナを見据えた富裕層インバウンドの可能性、訪日旅行の消費動向、体験価値の作り方などを中心に講演。

共登壇者:
・原田静織氏(元TripAdvisor社長/株式会社ランドリーム代表)
・青木優氏(MATCHA代表取締役)

2. 富裕層インバウンドの現状と今後

・訪日旅行は「数」から「質」へ移行し、富裕層への特化がより重要に
・アフターコロナでは富裕層市場の回復が早いと予測
・食・文化体験は最も競争力のある日本のコンテンツであり、地域活性にも直結

3. 松乃鮨の事例紹介

国際的な大規模イベント・訪日外国人対応の現場から、具体的なアプローチ例を紹介。

・寿司体験握り(英語対応)
・訪日外国人向けお寿司パーティー
・G20大阪サミット 配偶者プログラムでの鮨提供
・文化背景を英語で説明する「食のプレゼンテーション」
・ベジタリアン/ハラール等 多文化対応のメニュー構築

鮨職人として日々海外のお客様と接してきた視点をもとに、「何が響くのか」「何が価値になるのか」を丁寧に解説しました。

4. ラグジュアリー市場における日本の潜在力

・地方には世界の富裕層を惹きつける食・文化資源が多数存在
・その価値を適切にストーリー化し、国際的な目線で再編集する必要性
・鮨文化の発信で培ったノウハウを活かし、各地域・企業へコンサルティング可能であることを紹介

WHAT WE CAN DO

  • 富裕層インバウンド向けセミナー・講演
  • 食体験を軸にした地域・企業の価値再編集
  • 英語での文化プレゼンテーション指導
  • ベジタリアン/ハラール対応を含む体験設計
  • 国際富裕層向けプロモーション企画の監修

日本の食と文化の魅力を正しく伝え、世界の富裕層に届く形へと再構築していくことが、これからの日本のインバウンドにおいて不可欠です。
松乃鮨としても、鮨を通じた文化価値の発信を続けてまいります。