G20大阪サミット 配偶者プログラム(昼食会) 2019.08.01 | 活動レポート 日本が初めて議長国を務めた「G20大阪サミット」2日目の配偶者プログラム昼食会において、松乃鮨四代目・手塚良則(SUSHIアンバサダー)が、鮨を中心とした日本文化体験の総合プロデュースを担当しました。歴史ある大阪府庁舎・正庁の間に鮨カウンターを設え、世界各国から来日した首脳・国際機関の配偶者の皆さまを、日本食文化とおもてなしでお迎えしました。 会場構成と鮨カウンターの演出 会場となった大阪府庁舎の正庁の間を特別仕様に改装し、鮨カウンターを中心とした日本文化の体験空間を設計しました。 鮨は日本文化の集約地とも言われます。伝統工芸品の包丁や器、樹齢300年以上の檜まな板、日本の魚市場を経た食材、職人の技など、鮨を構成するすべての要素に日本の文化が宿ります。 使用した主な伝統工芸・設え ・漆芸蒔絵人間国宝・室瀬和美氏による漆器・檜のまな板(樹齢300年以上)・特注の器・小物・京都・花政による花、花器(信楽焼の壺)・屏風、のれん、床面装飾など 空間を構成するすべてがストーリーを持つよう、細部まで丁寧に組み立てました。 メニュー開発とテーマ性 同日の配偶者プログラムのテーマである「持続可能性」「平和」「環境問題・海洋保全」に沿う形で、鮨メニューや設えにもコンセプトを反映しました。 また、「水無月」「七夕」など季節を意識した演出を取り入れ、関西ならではの食材、大阪鮨の要素も織り交ぜながら構成しました。 メニュー開発のポイント ・宗教(ハラールなど)・アレルギー・食嗜好・各国文化の背景 上記にあわせて 複数パターンのメニューを半年間かけて開発し、魚だけでなく野菜や肉類も厳選して準備しました。 運営オペレーション 国際的な式典では当日の席順・提供時間などが直前まで変動することが想定されるため、提供方法・動線・サービスオペレーションを入念にシミュレーションして設計しました。 飲料についても、海外ガイド経験やインバウンド業務の知見を生かし、日本酒・日本ワインなどテーマに沿ったセレクションを行いました。 当日の流れ 昼食会の冒頭では、鮨文化と日本のおもてなしについてプレゼンテーションを実施。その後、おまかせ形式の鮨をご体験いただき、後半は本格的な鮨店と同様「お好み」でお好きな鮨を楽しんでいただけるスタイルを採用しました。 国籍や食文化が異なるゲストの皆さまにも日本の食文化を深く感じていただける時間となりました。 活動を通して 国内で開催された史上最大規模の国際会議において、日本の鮨と日本文化を伝える機会をいただけたことは、大変光栄であり貴重な経験となりました。 今回学んだ・ハラール対応・ベジタリアン対応・各国文化への配慮・大規模国際イベントの運営などは、今後の国際イベント・ケータリングや文化体験プログラムでも活かしていきます。 WHAT WE CAN DO 国際会議・国家イベントでの文化体験型ケータリング式典仕様の上質な鮨提供と、文化文脈からの空間演出が可能です。 文化的配慮を含むオーダーメイドメニュー宗教・食制限・文化背景を踏まえた多言語対応。 伝統工芸を組み合わせた“日本文化の総合体験”の設計器・花・設えまで含めたトータルコーディネート。 このページをシェア 関連記事 2025年11月21日 オーストリア・スキーワールドカップ|五つ星ホテル主催レセプションでの鮨提供 2022年11月30日 インド日本大使館でふるまった野菜鮨 — 日本の野菜で伝える食文化 2021年2月9日 MSC・ASCのCoC認証を取得 老舗鮨店として、海の未来を守る取り組みを推進 2021年2月3日 食のアドバイザー業務『鮨』『インバウンド経験』『伝統のおもてなし』を活かした地方創生プロジェクト(静岡県・伊東/伊豆高原) 2020年9月2日 世界初MSC認証の大西洋クロマグロを松乃鮨が購入。 みなと新聞、水産経済新聞他、業界新聞に掲載