2019年11月20日、田園調布学園中等部・高等部の文化講演会「空飛ぶ鮨屋」にて、約550名の生徒の皆様を対象に講演を行いました。
「鮨を通じて、日本文化を伝える」をテーマに、これまでの経験や、世界の現場で見てきた日本食文化の価値についてお話ししました。

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世界を巡り、鮨にたどり着いた原点

英語が得意でなかった中学・高校時代から、留学、バックパッカーとしての世界旅行、海外スキーガイド、そして鮨職人へ。
各地で出会った人々や体験が、最終的に「鮨で日本を紹介したい」という現在の活動へつながっていることをお伝えしました。

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鮨屋は“毎日が異文化コミュニケーション”

カウンターには、世界中からさまざまな文化背景のお客様が訪れます。
だからこそ、鮨職人は料理技術だけでなく、伝え方、対話、相手への敬意など、多様な文化と向き合う姿勢が求められます。
その現場で日々学んでいることを、生徒の皆さんに具体例を交えて紹介しました。

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日本食文化が世界で評価される理由

食材、技術、器、歴史、季節感。
鮨には、日本文化の本質が凝縮されています。
世界のどの都市でも「Sushi」「Washoku」が注目されている背景をお話しし、若い世代だからこそ持てる強みについてメッセージを送りました。

「日本人として胸を張って世界へ」
これから国際社会を生きる生徒の皆さんに向けて、食と文化を通じた自己表現の大切さをお伝えする機会となりました。

WHAT WE CAN DO

  1. 学校・教育機関向けの講演
  2. 国際理解教育・日本文化プログラムの企画
  3. 食文化を切り口とした特別授業・キャリア教育
  4. 生徒参加型ワークショップの実施
  5. 文化・食を通じた異文化コミュニケーション教育