2017年2月、慶應義塾大学主催の国際プログラム「KJSP(Keio Japan Studies Program)」において、外国人留学生を対象とした寿司ワークショップを実施しました。寿司の歴史や文化を学び、実際に握る体験を通じて、日本文化への理解を深めていただく機会となりました。

イベントの背景と実施内容

日本文化を学ぶ短期集中プログラムでの実技ワークショップ

KJSPは、日本文学、教育、ビジネス、アート、伝統文化などを学ぶ、海外学生向けの短期集中プログラムです。講義だけでなく、日本の学生との交流や実技体験を取り入れた内容が特徴で、寿司ワークショップはそのハイライトの一つとして位置づけられています。

体験を中心とした寿司ワークショップ

ワークショップは慶應義塾大学キャンパスにて昼食時間に開催され、寿司の作法や歴史についての簡単な講義とデモンストレーションから始まりました。その後、参加学生一人ひとりが食材を使い、自ら寿司を握る実習を行いました。

最後には、この日のために用意した特製寿司弁当を囲み、学生が自分で握った寿司と食べ比べながら、日本の食文化の奥行きを深める時間となりました。

文化理解としての意義

寿司を「作る」体験は、日本文化をより深く理解するきっかけとなり、参加者からも高い満足をいただきました。所作や食材の扱いなど、講義では得られない学びを提供することができました。

WHAT WE CAN DO

  1. 文化教育機関向けの寿司ワークショップ実施
    講義と実技を組み合わせ、日本文化への理解を深める体験を提供します。
  2. 英語による食文化プレゼンテーション
    寿司の歴史や食材の背景を、英語でわかりやすく説明します。
  3. 体験型プログラムの設計
    学生や訪日ゲストに向けて、握り体験やデモンストレーションを含むプログラムを構成します。
  4. 食育・文化発信としての寿司提供
    教育や国際交流イベントにおいて、食を通じた文化理解の場をつくります。