2020年9月1日、豊洲市場に初出荷された「世界初のMSC認証・大西洋クロマグロ(冷凍)」を、豊洲仲卸「大花」が競り落とし、松乃鮨 四代目・手塚YOSHIが購入しました。
この取り組みは、みなと新聞、水産経済新聞ほか業界各紙に大きく取り上げられました。

世界初の認証クロマグロを豊洲市場で購入

今回のクロマグロは、宮城県気仙沼市の臼福本店(臼井壯太郎社長)が遠洋マグロはえ縄漁業で漁獲し、第一水産が荷引したものです。
質の高さからキロ6,800円という、この日の最高値(一般物の約2倍)で取引されました。

松乃鮨では店舗でのご提供に加え、日本国内および世界各地で開催される海洋資源保護、SDGs、ブルーシーフード関連イベントでも使用していく予定です。

サステナブルな水産物を鮨として届ける使命

MSC認証は、資源の持続可能性・生態系への影響・管理体制の3つの原則に基づく、国際的に最も厳格な海洋認証の一つです。
松乃鮨では、こうしたサステナブルな水産物を積極的に取り入れることで、海洋環境への配慮と日本の魚食文化の魅力を「鮨」という形で発信していきます。

また、手塚YOSHIは水揚げ現場や選別作業、保管状態を自ら確認するために漁港・漁場を訪問し、漁師の方々と対話しながら知識を深めています。
海からお客様のもとへ鮨一貫として届くまでのプロセスを、正確に伝えることも鮨職人の責務と考えています。

MSC認証について

MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)は、持続可能な漁業で獲られた水産物に付与される国際認証制度です。
MSC漁業認証は次の3原則から構成されています。

  • 資源の持続可能性
  • 漁業が生態系に与える影響
  • 適切な管理システム

日本の高い漁業技術、処理・冷凍技術、物流体制は世界でも群を抜いており、今回の認証取得はそれを象徴する出来事といえます。

遠洋はえ縄漁について

日本伝統のはえ縄漁法では、200キロ超の幹縄に約3,000本の枝縄を付けてマグロを釣り上げ、-60℃で急速冷凍し、-55℃で保管します。
350〜500トン級の大型船で約400日にもおよぶ航海を行う、非常に高度な漁法です。

WHAT WE CAN DO

  1. サステナブルシーフードを用いた鮨のご提供
  2. SDGs/海洋資源保護に関する講演・デモンストレーション
  3. ブルーシーフード関連イベントでの鮨提供・プロデュース
  4. 水産物の調達背景を伝える食育・文化発信プログラム
  5. 日本の漁業技術・魚文化を紹介する企画協力